藤川理論を、やさしく解説

藤川理論を、
やさしく解説

藤川理論とは?

藤川理論は、不調の背景には栄養の偏りや不足があるという考え方に基づいた健康維持のためのアプローチです。
実は、6〜7割が「なんとなく不調」を実感(2023年 内閣府調査)。
そんな現代人にこそ届けたいのが、藤川理論という体の中から整える方法です。
この理論の核となるのは、体内でエネルギー源として重要な役割を担うATPの生成をサポートすることに重点を置く点です。

この取り組みを通じて、身体本来の力を高め、日々の健康維持をサポートし、いきいきとした毎日を送ることを目指します。

藤川理論とは?
引用元:Amazon

心身の活力をつくる
エネルギー源『ATP』とは?

ATPとは生きるために必要な「エネルギー通貨」と呼ばれます。
電気がないと機械が動かないようにATPがないと人間は動くことができません。

ATPが十分にあると
元気に過ごせる!

ATPは全ての生命活動に必要

  • 身体を動かす

  • 呼吸をする

  • 食物を消化吸収する

  • 頭を使う

  • 心臓を動かす

  • 各種ホルモンを合成する

など

『ATP』 を制する人は
『人生』 を制す。
効果的なATPの作り方とは?

私たちの身体は、「ブドウ糖」や「脂肪酸」からATPを作っています。
ただし、代謝経路によりATPのつくられる量は雲泥の差に。
ここでは代表的な代謝ルートを3つご紹介します。

エネルギー代謝の流れ

効率の悪いエネルギー代謝

グルコース(糖)を材料にした場合の
嫌気性解糖での代謝

特に注意が必要な代謝。本来「好気性解糖」に入ることで、完全燃焼されます。しかし、現代の質的栄養失調の進む食生活では代謝に必要なビタミンやミネラルが足りず「嫌気性解糖」に入ってしまいます。

すると、

  • ATPが2個しか得られなくなりエネルギー不足に
  • 最終産物のピルビン酸が乳酸となり、乳酸過多となると身体が酸性に傾き色々な不調を起こします。

効率の良いエネルギー代謝

グルコース(糖)を材料にした場合の
好気性解糖での代謝

グルコースは、まず「解糖」でATP(2個)を作ります。「代謝に必須の栄養素が足りていれば」その後、酸素を使ってミトコンドリアで「TCA回路(クエン酸回路)」「電子伝達系」という大量生産ラインに入れます。この大量生産ラインが、ATP(36個程度)を作り出すので、合計で38個のATPが作れます。

  • 最終産物は水と二酸化炭素ですので必要なもの以外は体外に排泄されます。

脂肪酸を材料にした場合の
好気性解糖での代謝

脂肪酸は、ミトコンドリアという細胞の発電所で「β酸化(分解作業)」を受け、超パワフルな燃料「アセチルCoA」に変わります。この燃料が、大量生産ライン(TCA回路、電子伝達系)に入り、グルコースより遥かに多い129個のATPをドーンと作り出す仕組みです。

  • 糖質制限をした場合、中間代謝産物としてケトン体ができます。
  • 最終産物は水と二酸化炭素です。

主に脳や心臓、筋肉の燃料として使われる、超高性能なエネルギー源です。

エネルギー不足解消
ATPブースト最強栄養素

体の不調を根本から整えるには、どの栄養から補うか、その順番がとても大切です。
ATPを効率よく作るには、糖質に偏らず脂肪酸代謝がうまく働くための栄養素が必要です。
藤川理論では、栄養を以下のステップの順に補うことで、健康の土台が整い、
ATPもたくさん作れる正常な体に近づくと考えられています。

  1. タンパク質

    タンパク質

    ATP生成工場そのものを作る「土台」
    超重要栄養素です。タンパク質が不足すると、工場(ミトコンドリア)の部品も酵素も作れなくなり、ATP生産能力そのものが低下します。

  2. 鉄/マグネシウム

    鉄/マグネシウム

    [鉄]鉄は、ATPを大量に作る発電機(電子伝達系)の部品です。鉄がないと酸素を使えず、発電できなくなります。

    [マグネシウム]全過程の要! ATPをエネルギーとして使う時も、ATPを作る酵素(反応)も、すべてマグネシウムが必要です。

  3. ビタミンB/C

    ビタミンB/C

    [ビタミンB群]代謝の潤滑油! 糖質、脂質、タンパク質といった燃料を、ATP生産ライン(クエン酸回路など)に乗せるためのスタート役と潤滑油の役割を果たします。
    [ビタミンC]ATPを直接的に大量に作り出す役割ではありませんが、ATP生成工場(ミトコンドリア)を守り、効率を維持する上で欠かせません。

  4. ビタミンE

    ビタミンE

    ATPを大量に作る発電所であるミトコンドリアを守る用心棒です。発電時、ミトコンドリアには活性酸素というサビの原因が出ます。ビタミンEは強力な抗酸化作用で、このサビを防ぎ、発電所が高効率で動き続けられるように守ります。